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学生でも借りれるカードローン|学生ローンとの違い

学生のカードローン

この記事で分かること

  • 学生でもカードローンに申し込めるのか、その条件
  • 消費者金融・銀行カードローン・学生ローンの違い
  • 学生が借りられる金額の目安と、利息のシミュレーション
  • 学費のための奨学金や教育ローンなど、カードローン以外の選択肢
  • 親に知られずに借りたいときの注意点と、学生を狙うトラブル

「教科書代とサークルの合宿費が重なって、今月どうしても足りない」「バイト代が入るのは来週なのに、明日が支払い日」。学生生活では、急にお金が必要になる場面が意外と多いものですよね。

結論からお伝えすると、学生でも、20歳以上(一部は18歳以上)で、アルバイトなどの安定した収入があれば、カードローンに申し込めます。ただし、高校生は申し込めず、借りられる金額も収入に応じて少なくなります。

また、学生には、社会人にはない選択肢もあります。学費のためなら奨学金や国の教育ローン、急な出費なら大学の緊急の貸付制度。カードローンより負担の軽い方法が見つかることも少なくありません。

この記事では、学生がカードローンを使うときの条件と選び方、借りる前に知っておきたい注意点を、具体例を交えて解説します。

学生でもカードローンに申し込める?

申し込むための3つの条件

「学生だから」という理由だけで断られるわけではありません。学生がカードローンに申し込むには、主に次の3つの条件を満たす必要があります。

  1. 申込できる年齢であること:多くは20歳以上。18歳・19歳から申し込める会社もある
  2. 高校生ではないこと:18歳以上でも、高校生は申し込めない
  3. 本人に安定した収入があること:アルバイトなどで毎月継続して収入がある

大学生、大学院生、専門学校生、短大生などは、この条件を満たせば申し込めます。

18歳・19歳の学生の場合

大学1年生や2年生だと、まだ20歳になっていない方も多いでしょう。2022年4月に成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳以上なら親の同意なしに契約できるようになりました。それでも、多くのカードローンは申込を20歳以上に限っています。

プロミスのように18歳から申し込める会社もありますが、18歳・19歳の場合は、借入額にかかわらず収入証明書の提出が必要になるなど、条件が違うことがあります。申し込む前に、公式サイトで確認してください。

アルバイト収入がないと申し込めない

「親から毎月仕送りをもらっているから、収入はある」と考える方もいるかもしれません。でも、カードローンは、本人の収入をもとに返済できるかを判断します。仕送りやお小遣いだけで生活している学生は、本人に安定した収入があるとは見なされず、申し込めないのが一般的です。

アルバイトのシフトが不安定なときは

飲食店や塾のアルバイトなど、シフトによって収入が月ごとに大きく変わる学生も多いでしょう。収入が少ない月があると、審査では「安定した収入」と見なされにくくなることがあります。また、借りたあとも、シフトが少ない月に返済が苦しくなりがちです。

返済額を決めるときは、収入が多い月ではなく、少ない月を基準にするのが安全です。例えば、月の収入が4万〜8万円で変動するなら、4万円の月でも無理なく返せる金額にしておきましょう。

学生が使えるカードローンは3種類

学生が使えるカードローンの比較
大手消費者金融 銀行カードローン 学生ローン
申込年齢の目安 20歳以上(18歳からの会社もある) 20歳以上 18歳以上など(業者による)
上限金利の目安 年18%前後 年14%前後 業者による(消費者金融と同程度のことが多い)
借りられるまで 最短で申込当日 数日〜1週間程度 業者による
無利息期間 大手の多くが用意 一部のみ 業者による
手続き Web完結が多い Web申込、カードは郵送が多い 店舗やWebなど業者による

大手消費者金融

学生がもっとも利用しやすいのが、このタイプです。大手消費者金融は、Webで申込から借入まで完結し、審査が早いのが特徴です。初めて契約する人向けの無利息期間を用意している会社も多く、短期間で返せる学生には使いやすいでしょう。

銀行カードローン

金利を少しでも抑えたい学生には、こちらも候補になります。銀行カードローンは、消費者金融より上限金利が低めです。ただし、学生の申込を受け付けていない銀行もあり、審査は慎重な傾向があります。また、2018年以降、申込当日には借りられなくなっています。20歳以上で、数日待てるなら検討してみてもいいでしょう。

学生ローン

名前のとおり、学生のためのローンです。学生ローンは、学生向けに特化した貸金業者のローンです。昔から大学の近くに店舗を構えている業者もあり、学生の事情をよく分かっているのが特徴と言えるでしょう。学生証の提示などで学生であることを確認したうえで貸し付けます。中小の業者が多いので、申し込む前に必ず金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で正規の業者かどうかを確かめてください。

学生ローンを選ぶときの注意点

  • 金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で、正規の業者か確認する
  • 金利、返済方法、返済期間を、大手消費者金融と比べてみる
  • 店舗に行く必要があるか、Webで完結するかを確認する
  • 「学生なら誰でも」「審査なし」とうたう業者は避ける

学生はいくらまで借りられる?

消費者金融は年収の3分の1まで

学生でも社会人でも、このルールは同じです。消費者金融や学生ローンなど、貸金業者からの借入は、貸金業法の総量規制により年収の3分の1までです。アルバイトの収入が少ない学生は、借りられる金額もそれに応じて少なくなります。

アルバイト月収別・借りられる上限の目安
アルバイトの月収 年収 上限の目安
3万円 36万円 12万円
5万円 60万円 20万円
8万円 96万円 32万円

これは法律上の上限です。実際の限度額は審査で決まり、初めての契約では、もっと少なく設定されることが多いと考えておきましょう。

利息はいくらかかる?

「利息って、実際いくらくらいなの?」と気になる方も多いでしょう。年18.0%で借りた場合の利息の目安は次のとおりです。

年18.0%で30日間借りた場合の利息の目安
借りる金額 利息の目安
1万円 約147円
3万円 約443円
5万円 約739円

例えば、3万円を借りて翌月のバイト代で全額返せば、利息は500円もかかりません。初めての人向けの無利息期間を使えば、0円にすることもできます。反対に、毎月少しずつしか返さないと、返済期間が延びて利息はふくらんでいきます。

学生がカードローンに申し込む流れ

  1. 申込条件を確認する:年齢、学生の申込可否、収入の条件
  2. 簡易診断を試す:公式サイトで借りられそうかの目安を確認(信用情報に記録は残らない)
  3. Webで申し込む:氏名、住所、アルバイト先、年収などを入力
  4. 書類を提出する:本人確認書類と、必要に応じて給与明細など
  5. 審査・在籍確認:アルバイト先の確認など
  6. 契約・借入:Web上で契約し、振込やアプリで借りる

学生が用意しておきたい書類

学生の申込で使う主な書類
書類 ポイント
本人確認書類 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど。学生証だけでは足りないことが多い
収入証明書 アルバイト先の給与明細(直近1〜2か月分など)。18歳・19歳は提出が必要になることがある
学生証 学生ローンでは提示を求められることが多い

アルバイトの給与明細をWebで受け取っている方は、スマートフォンですぐに表示・保存できるようにしておくと便利です。

学生の審査で見られやすいポイント

学生の審査で見られやすいポイント
項目 見られやすいポイント
収入 アルバイトで毎月継続して収入があるか
アルバイトの期間 今のアルバイト先でどのくらい働いているか
他社借入 ほかのカードローンやキャッシングの残高
信用情報 スマホ代の分割払いやクレジットカードの支払いに遅れがないか
希望額 収入に見合った金額か

学生の場合、特に見落としがちなのがスマートフォン本体の分割払いです。端末代金を通信料金と一緒に払っていると、通信料金の支払いが遅れたときに、分割払いの延滞として信用情報に記録されることがあります。

毎月の返済額で、完済までの期間はこう変わる

年18.0%で借りた場合の返済の目安(月ごとの概算)
借りた金額 毎月の返済額 完済までの期間 利息の合計
3万円 3,000円 約11か月 約2,700円
3万円 10,000円 約4か月 約900円
5万円 5,000円 約11か月 約4,600円
5万円 10,000円 約6か月 約2,400円

同じ3万円でも、毎月3,000円ずつ返すと1年近くかかり、利息は約2,700円です。毎月1万円ずつなら4か月ほどで終わり、利息は約900円で済みます。早く返すほど、払う利息は少なくなることが分かりますね。

無利息期間を学生がうまく使うには

大手消費者金融の多くは、初めて契約する人向けの無利息期間を用意しています。

主な大手消費者金融の無利息期間(初めて契約する方が対象)
会社 無利息期間 いつから数えるか
アコム 最大30日間 契約日の翌日から
アイフル 最大30日間 契約日の翌日から
プロミス 30日間 初回借入日の翌日から

例えば、25日がバイト代の振込日で、10日に2万円足りなくなったとします。10日に契約・借入をして、25日に全額返せば、無利息期間内なので利息は0円です。ただし、期間を過ぎた分には通常の金利がかかります。次のバイト代で全額返せる金額だけを借りるのが、無利息期間を上手に使うコツです。

アルバイト先の在籍確認に備える

アルバイトで申し込む場合も、勤務先の確認が行われます。大手消費者金融では、原則として書類で確認する会社が増えていますが、電話になる場合に備えて、店長などに「確認の電話がくるかもしれない」と伝えておくと安心です。勤務先の電話番号は、自分が働いている店舗の番号を正しく入力しましょう。

学生がカードローンを選ぶときのポイント

申込条件を満たしているか

まずは年齢と収入の条件を確認しましょう。会社によって、学生の申込を受け付けているかどうかも違います。条件を満たしていないのに申し込むと、審査に落ちるだけでなく、申込の記録が信用情報に残ってしまいます。

無利息期間があるか

学生の借入は、少額・短期間になることが多いはずです。だからこそ、無利息期間の有無は大きな差になります。初めての人向けの無利息期間がある会社なら、期間内に返して利息を0円にできる可能性があります。

郵送物や連絡の方法

実家に「〇〇カード」と書かれた封筒が届いたら、家族はきっと驚くでしょう。実家暮らしの学生や、家族にお金の管理を見てもらっている学生は、郵送物にも気をつけたいところです。カードレス・Web完結で、利用明細もWebで確認できる会社なら、自宅に郵便物が届くのを避けやすくなります。

返済しやすいか

借りるときより大切なのが、返すときの使いやすさです。返済日を自分で選べるか、手数料なしで返せる方法があるかも確認しておきましょう。バイト代の振込日の直後を返済日にすると、返し忘れを防げます。

学費のためならカードローン以外を先に検討

学費や教材費のためにお金が必要なら、カードローンより先に、次の制度を検討してください。

学費に使える主な制度
制度 内容 ポイント
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金 無利子の第一種と、有利子の第二種がある貸与型など 在学中は返済不要。利率はカードローンよりはるかに低い
給付型奨学金・授業料の減免 条件を満たせば、返済不要の支援が受けられる 世帯の収入などの条件がある
国の教育ローン(日本政策金融公庫) 保護者などが借りる教育費のためのローン カードローンより低い金利
大学の独自の奨学金・緊急貸付 家計の急変などのときに使える制度がある大学も 学生課などで相談

学費をカードローンでまかなうのは、できるだけ避けましょう。金利が高く、在学中から返済が始まるため、学業にも生活にも負担がかかります。

奨学金の種類を知っておこう

日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金には、無利子の第一種と、利息がつく第二種があります。第二種でも利率には上限があり、在学中は利息がかかりません。カードローンの金利(年18%前後)と比べると、負担の差は歴然です。

さらに、世帯の収入などの条件を満たせば、返済のいらない給付型奨学金や、授業料の減免を受けられることもあります。「自分は対象外だろう」と思い込まず、まずは大学の奨学金の窓口で確認してみてください。

急な出費なら大学の窓口に相談

大学の窓口に相談するのは、少し勇気がいるかもしれません。でも、こうした相談は珍しいものではありません。大学によっては、学生が急にお金に困ったときに、少額を短期間貸し付ける制度を用意しているところがあります。まずは学生課や学生支援の窓口に相談してみてください。

学生によくあるお金の悩みと対処法

学生生活でお金が必要になる場面は、ある程度決まっています。場面ごとに、借りる前に考えたいことをまとめました。

学生によくある出費と、借りる前に考えたいこと
出費 借りる前に考えたいこと
教科書・教材費 中古品、先輩から譲ってもらう、図書館を利用する
サークルの合宿・遠征費 分割での支払いができないか幹事に相談する
就職活動の交通費・スーツ代 大学のキャリアセンターの支援、オンライン面接の活用
一人暮らしの初期費用 初期費用を抑えられる物件、家族への相談
学費 奨学金、授業料の延納・分納、国の教育ローン
留学費用 留学向けの奨学金や、大学の支援制度

就職活動の費用が足りないとき

就職活動では、スーツ代、交通費、宿泊費など、思った以上にお金がかかります。地方から都市部の企業を受ける学生は、交通費だけで数万円になることもあるでしょう。

まずは、オンライン面接を活用して移動の回数を減らせないか考えてみてください。企業によっては交通費を支給してくれるところもあります。大学のキャリアセンターが、就職活動の費用に関する支援制度を案内していることもあるので、一度相談してみるといいでしょう。

一人暮らしの学生が気をつけたいこと

一人暮らしをしていると、家賃、光熱費、食費、通信費など、毎月決まって出ていくお金が多くなります。アルバイト代が少ない月に、急な出費が重なると、一気に苦しくなりがちです。

  • 家賃や光熱費の引き落とし日を把握し、その前にバイト代が入るよう計画する
  • 毎月のバイト代から、少額でも「急な出費用」に分けておく
  • スマホのプランや使っていないサブスクリプションを見直す

例えば、毎月2,000円ずつ別にしておくだけでも、1年で2万4,000円になります。急な出費の多くは、それで乗り切れるはずです。

親に知られずに借りたいときの注意点

親バレのきっかけになりやすいもの

親に知られるきっかけは、思わぬところにあります。主なものは次のとおりです。

  • ローンカードや利用明細の郵送物
  • 家の固定電話への連絡
  • 返済の遅れによる督促の連絡や郵送物
  • 家族と共用しているパソコンやタブレットの履歴

知られにくくするためのポイント

次の点を押さえておくと、知られる可能性を減らせます。

  • カードレス・Web完結で契約し、明細はWebで確認する
  • 連絡先は自分の携帯電話にする
  • 手続きは自分のスマートフォンで行う
  • 返済日を必ず守る(遅れると連絡や郵送物が届くことがある)

それでも、困ったら家族に相談を

親に知られたくない気持ちは分かります。でも、返済が苦しくなってから打ち明けるより、借りる前に相談した方が、ずっと解決しやすいものです。利息のかからない形で助けてもらえることもあるでしょう。

家族に相談するときの伝え方

いざ相談しようと思っても、どう切り出せばいいか迷いますよね。次のように、具体的に伝えると話がまとまりやすくなります。

  1. 何にいくら必要なのか:「教科書代とゼミの合宿費で、あと3万円足りない」
  2. なぜ足りないのか:「今月はテスト期間でシフトを減らしたから」
  3. いつ、どう返すのか:「来月のバイト代から、1万円ずつ3回で返す」

返し方まで自分で考えて伝えれば、家族も安心して助けてくれるはずです。

学生が借りるときに気をつけたいこと

借りすぎない

限度額が10万円あっても、10万円まで借りていいわけではありません。学生のうちは、収入がアルバイトに限られます。テスト期間や就職活動でシフトが減ると、返済が一気に苦しくなることもあります。毎月の返済額は、アルバイト収入の1割程度までを目安にしましょう。

返済の遅れは将来に響く

「数日遅れるくらい大丈夫」と思っていませんか。返済が遅れると、信用情報に延滞の記録が残ることがあります。その記録は、社会人になってからクレジットカードを作るときや、住宅ローン、自動車ローンを組むときにも影響しかねません。学生時代の返済の仕方が、将来の自分の信用につながると考えてください。

遊びのためには借りない

友達との旅行や、楽しみにしていたライブ。断りたくない気持ちはよく分かります。それでも、旅行や趣味、飲み会のために借りるのは、できるだけ避けましょう。「楽しかった出費」の返済が、何か月も続くことになります。

借りずにお金を用意する方法もある

少額の不足なら、借りなくても乗り切れることがあります。

  • 使っていない物を売る:読み終えた本、ゲーム、服などをフリマアプリや買取店で売る
  • 単発のアルバイトを入れる:イベントスタッフや倉庫作業など、日払い・週払いの仕事もある
  • 教科書は中古や図書館を活用する:先輩から譲ってもらうのも手
  • 学割やポイントを使う:交通費や通信費、ソフトウェアなど、学生向けの割引を見直す
  • 支払いの期限を相談する:家賃や携帯電話料金は、事情を伝えれば待ってもらえることもある

例えば、読み終えた参考書や漫画をまとめて売れば、数千円になることもあります。借りる前に、身の回りでできることがないか考えてみましょう。

社会人になってから困らないために

学生時代に作ったカードローンやクレジットカードの記録は、卒業後も信用情報に残ります。

  • 期日どおりに返していれば、きちんと返す人という実績になる
  • 延滞すると、その記録が一定期間残り、社会人になってからの審査に響く
  • 使わなくなったカードローンは、完済後に解約しておくと管理が楽になる

就職して一人暮らしを始めるとき、クレジットカードを作るとき、いつか車や家を買うとき。学生時代の返済の記録が、そうした場面で見られることもあるのです。

学生を狙うお金のトラブルに注意

SNSでの個人間融資

お金に困っているときほど、SNSの「すぐ貸します」という言葉は魅力的に見えるものです。「学生でもすぐ貸します」「審査なし」といったSNSの投稿は、ヤミ金や詐欺の入口になっていることがあります。身分証や学生証の画像を送ったことで、個人情報を悪用される被害も報告されています。

「すぐ稼げる」闇バイト

お金が足りないとき、SNSで見かける高収入の募集に心が動くこともあるかもしれません。「荷物を受け取るだけで高収入」「1日で5万円」といった募集は、犯罪の実行役を集めるものであることがあります。一度関わると、被害者ではなく加害者として罪に問われることになります。

マルチ商法や高額な情報商材

サークルの先輩や、SNSで知り合った人から誘われることもあります。「この教材を買えば稼げる」「友達を紹介すれば儲かる」と誘われ、そのためにカードローンで借りるよう勧められるケースもあります。借金をさせてまで何かを買わせようとする話は、まず疑ってください。困ったときは、消費生活センター(188)に相談しましょう。

ケース別:学生のお金の借り方

ケース1:20歳の大学生、教科書代で2万円足りない

月5万円のアルバイト収入があれば、大手消費者金融に申し込める可能性があります。ただ、教科書代なら、先輩から譲ってもらう、大学の図書館で借りる、中古で買うといった方法で、借りる金額自体を減らせないかも考えてみましょう。借りる場合は、無利息期間内に返せる金額にとどめてください。

ケース2:19歳の専門学校生、来週の家賃が払えない

18歳から申し込める会社なら申込の対象になりますが、まずは大家さんや管理会社に支払いを少し待ってもらえないか相談しましょう。家族への相談や、学校の窓口への相談も選択肢です。

ケース3:大学3年生、後期の学費が払えない

学費はカードローンではなく、奨学金や大学の授業料の延納・分納制度、国の教育ローンを検討してください。家計が急に苦しくなった場合は、返済のいらない支援を受けられることもあります。学生課に早めに相談しましょう。

学生が借りる前のチェックリスト

申し込む前に、次の項目を確認してみてください。

  • 申込できる年齢を満たしている(高校生ではない)
  • アルバイトで毎月継続して収入がある
  • 本当に必要な金額を計算した
  • 次のバイト代でいくら返せるかを決めた
  • 奨学金や大学の制度、家族への相談など、ほかの方法を検討した
  • 本人確認書類と給与明細を用意した
  • 申し込むのは1社だけにする

すべてにチェックがつけば、借りる準備はできています。1つでも迷う項目があれば、もう一度立ち止まって考えてみましょう。

銀行カードローンが学生に向いているケース

次のような学生なら、銀行カードローンも選択肢になります。

  • 20歳以上で、アルバイトを長く続けていて収入が安定している
  • 急ぎではなく、数日〜1週間待てる
  • 返済に数か月以上かかりそうで、金利の低さを重視したい

ただし、学生の申込を受け付けていない銀行もあるので、申込条件を必ず確認してください。

学生のカードローンに関するよくある質問

  1. 大学生ならアルバイトをしていなくても借りられますか?
  2. 学生ローンと消費者金融の違いは何ですか?
  3. 在籍確認でアルバイト先に電話がかかりますか?
  4. 学生のうちに借りたお金は、就職後も返す必要がありますか?
  5. 奨学金を借りていても、カードローンに申し込めますか?
  6. 留学生でも申し込めますか?
  7. 就職が決まっていれば、内定先を勤務先として申し込めますか?

大学生ならアルバイトをしていなくても借りられますか?

本人に安定した収入がない場合、カードローンには原則として申し込めません。仕送りやお小遣いは、本人の収入とは見なされないのが一般的です。

学生ローンと消費者金融の違いは何ですか?

どちらも貸金業者からの借入で、総量規制の対象です。学生ローンは学生向けに特化した中小の業者が多く、大手消費者金融はWeb完結や無利息期間などのサービスが充実している傾向があります。

在籍確認でアルバイト先に電話がかかりますか?

大手消費者金融を中心に、原則として電話ではなく書類などで勤務先を確認する会社が増えています。電話の場合も、担当者は個人名でかけ、カードローンの申込であることは伝えません。

学生のうちに借りたお金は、就職後も返す必要がありますか?

もちろんです。卒業しても返済の義務はなくなりません。完済するまで、毎月の返済が続きます。就職後の収入をあてにして借りすぎないよう注意しましょう。

奨学金を借りていても、カードローンに申し込めますか?

申し込むことはできます。ただし、卒業後は奨学金とカードローンの両方を返していくことになります。借りる前に、将来の返済の負担もよく考えてください。

留学生でも申し込めますか?

会社によって条件が違います。在留資格や在留期間、収入の状況などによって申込の可否が決まるため、申し込む前に各社の条件を確認してください。

就職が決まっていれば、内定先を勤務先として申し込めますか?

まだ働いていない内定先を、勤務先として申告することはできません。申し込む時点で実際に働いているアルバイト先などを入力してください。事実と違う申告は、審査に落ちる原因になります。

まとめ:学生は「借りる前の選択肢」が多い

  • 学生でも、20歳以上(一部は18歳以上)・アルバイト収入ありならカードローンに申し込める。高校生は不可
  • 借りられるのは、貸金業者からは年収の3分の1まで
  • 短期間で返すなら、無利息期間のある大手消費者金融が使いやすい
  • 学費なら、奨学金や国の教育ローン、大学の制度を優先する
  • SNSの個人間融資や闇バイト、借金をさせる勧誘には近づかない

学生には、社会人にはない支援の制度があります。せっかくの制度を使わないのはもったいないことです。借りる前に、大学の窓口や家族に相談してみてください。そのうえで借りるなら、必要な分だけを、次のバイト代で返せる計画で。学生時代のお金との付き合い方は、社会人になってからの自分を守ることにもつながります。

参考法令・公的資料

※ 本記事の情報は2026年10月21日時点のものです。申込条件や制度の内容は変更される場合があるため、申し込む前に必ず各社・各機関の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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