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給料日までお金がない時の乗り切り方|金欠の原因と対策

給料日までお金がない

この記事で分かること

  • 給料日までお金がないときに、まずやるべきこと
  • 給料日までを乗り切る具体的な方法(借りない方法・借りる方法)
  • 毎月お金が足りなくなる原因と、その対策
  • 月末の金欠を繰り返さないための家計の見直し方
  • どうにもならないときに頼れる公的な支援

「給料日まであと1週間なのに、財布には2,000円しかない」「毎月、月末になると必ずお金が足りなくなる」。働いているのに、こんな状況が続くと、不安になりますよね。

まずお伝えしたいのは、給料日までのピンチは、落ち着いて順番に対処すれば乗り切れることが多いということです。支払いを先に延ばせないか、手元の物でお金を作れないか、それでも足りなければ利息を抑えて短期間だけ借りる。この順番で考えるのがポイントです。

そして、もっと大切なのは、毎月同じ状況を繰り返さないことです。月末の金欠が続いているなら、その原因はほぼ決まっています。原因が分かれば、対策も立てられます。

この記事では、給料日までを乗り切る方法と、金欠の原因・対策を、具体的な数字を使って解説します。

給料日までお金がないとき、最初にやること

1. 今のお金と、給料日までの支出を書き出す

焦っているときほど、まずは深呼吸。そして、状況を正確に把握しましょう。

  • 財布と口座に、今いくらあるか
  • 給料日まで、あと何日あるか
  • 給料日までに必ず払わなければならないものは何か(家賃、公共料金、カードの引き落としなど)
  • 食費や交通費など、毎日かかるお金はいくらか

例:給料日まで10日、手元に1万2,000円の場合

食費:1日800円 × 10日 = 8,000円
交通費:1日400円 × 7日 = 2,800円
スマホ代の引き落とし:6,000円
合計:1万6,800円 → 不足額は約4,800円

不足額がはっきりすれば、「いくら用意すればいいか」が分かり、方法も選びやすくなります。

2. 先に延ばせる支払いがないか確認する

借りる前に、まず試してほしいのがこれです。支払いの中には、事情を伝えれば期限を延ばしてもらえるものがあります。電気・ガス・水道などの公共料金、携帯電話料金、税金などは、期限より前に相談すれば、支払いを少し待ってもらえることがあります。

3. 不足額に合った方法を選ぶ

ここまで整理できたら、あとは方法を選ぶだけです。不足額が数千円なのか、数万円なのかで、選ぶべき方法は変わります。次の章で、具体的な方法を見ていきましょう。

給料日まで節約して乗り切るコツ

不足額が少ないなら、給料日までの数日間、支出を抑えるだけで乗り切れることもあります。

食費を抑える

毎日かかるお金の中で、いちばん調整しやすいのが食費です。

  • 冷蔵庫や食品棚にあるものを使い切る
  • お米、パスタ、卵、もやし、豆腐など、安くてかさの増える食材を活用する
  • コンビニではなく、スーパーで買う
  • お昼はお弁当や、おにぎりを持っていく
給料日前の節約メニューの例(1食あたりの目安)
メニュー 主な材料
もやしと卵の炒め物+ご飯 もやし、卵、ご飯
豆腐とねぎの味噌汁+納豆ご飯 豆腐、ねぎ、納豆、ご飯
ツナと玉ねぎのパスタ パスタ、ツナ缶、玉ねぎ
具だくさんのうどん 冷凍うどん、卵、野菜の残り

交通費や娯楽費を抑える

給料日までの数日だけでも、意識すれば減らせます。

  • 近い距離は歩くか自転車にする
  • 外食や飲み会の予定は、給料日のあとにずらす
  • 無料で楽しめる公園や図書館を活用する

ポイントや割引を使う

見落としがちな「隠れたお金」です。ためたままのポイントや、スマホ決済のクーポンを使えば、手元の現金を残せます。いくつかのアプリを確認するだけで、数千円分見つかることもあるでしょう。

給料日までの過ごし方の例

給料日まで7日、使えるお金が7,000円の場合の例
項目 予算 工夫
食費 1日700円 × 7日 = 4,900円 まとめ買いと自炊。お昼はお弁当
交通費 1,400円 通勤以外は歩く・自転車
予備 700円 急な出費に備えて残しておく

1日に使える金額を決めて、その範囲で過ごすだけで、「気づいたら足りない」という事態を防げます。

給料日までを乗り切る方法

給料日までを乗り切る主な方法
方法 早さ 向いている金額 注意点
支払い期限を相談する 当日 支払いの金額 期限より前に連絡する
不用品を売る 当日〜数日 数千円〜数万円 フリマは入金まで日数がかかる
日払い・単発のアルバイト 当日〜数日 数千円〜1万円程度 体力と時間が必要
勤務先の給与前払い 会社による 働いた分まで 手数料がかかることも
家族や友人に相談する 当日 少額 返す日をはっきり決める
無利息期間のあるカードローン 最短当日 数万円 期間内に返せる金額だけ
クレジットカードのキャッシング すぐ 枠の範囲内 金利は年15〜18%程度が多い

不用品を売る

手元の物でお金を作る、いちばん手軽な方法です。読み終えた本、使っていないゲーム、着なくなった服、使わない家電。家の中を見回すと、売れる物は意外とあります。買取店なら、その日のうちに現金にできます。フリマアプリの方が高く売れることもありますが、売れてから入金されるまでに日数がかかる点に注意しましょう。

日払い・単発のアルバイト

体力に余裕があるなら、働いてお金を作る方法もあります。休日を使って、イベントの設営や倉庫作業などの単発のアルバイトをする方法です。働いたその日に給料を受け取れる仕事もあります。本業の就業規則で副業が認められているかは、事前に確認しておきましょう。

勤務先の給与前払い

意外と知られていない方法かもしれません。すでに働いた分の給料を、給料日より前に受け取れる仕組みを導入している会社があります。福利厚生として前払いサービスを使える場合もあるので、総務や人事に確認してみてください。

家族や友人に相談する

頼るのは気が引けるかもしれませんが、少額なら、家族や友人に相談するのも一つの方法です。利息がかからず、返し方も相談しやすいでしょう。借りる場合は、金額と返す日をはっきり決め、約束どおりに返すことが大切です。

無利息期間のあるカードローンを使う

借りずに乗り切るのが難しいときは、この方法を考えましょう。大手消費者金融の多くは、初めて契約する人向けの無利息期間を用意しています。給料日に全額を返せば、利息は0円で済みます。給料日までのつなぎには、もっとも使いやすい方法の一つです。

クレジットカードのキャッシング

すでにカードを持っているなら、すぐに使える方法です。手持ちのクレジットカードにキャッシング枠があれば、ATMからすぐに現金を引き出せます。新たな審査はいりませんが、金利は年15〜18%程度のものが多いので、短期間で返すことを前提に使いましょう。

クレジットカードで支払いを先送りする

上手に使えば、給料日までの時間を稼げる方法です。食費や日用品の支払いをクレジットカードにすれば、実際にお金が出ていくのは翌月以降の引き落とし日になります。ただし、翌月の負担が増えるだけなので、翌月の給料で確実に払える範囲にとどめましょう。リボ払いや分割払いにすると手数料がかかるので、一括払いが基本です。

後払い決済サービスは慎重に

手軽に使える分、注意も必要です。スマホで使える後払い決済サービスも、支払いを先に延ばす方法の一つです。ただし、使いすぎると、翌月の支払いが重なって苦しくなります。手数料がかかる場合もあるので、仕組みをよく確認してから使いましょう。

給料日の前日・当日にやること

給料日をどう過ごすかで、次の1か月が変わります。

  • 給料日の前日に、翌日以降の引き落とし予定を確認する
  • 給料が入ったら、借りたお金があればすぐに返す
  • 家賃やカードの引き落とし分、貯金の分を先に分ける
  • 残ったお金で、次の給料日までの予算を立てる

給料日は、お金の流れをリセットする大切な日です。ここで少し時間をとって計画を立てるだけで、次の1か月がぐっと楽になります。

給料日までの借入で気をつけたいこと

給料日に返せる金額だけ借りる

借りるときに、いちばん大切なルールです。給料日までのつなぎとして借りるなら、次の給料日に全額返せる金額だけにしましょう。返せない分が残ると、翌月もまたお金が足りなくなる悪循環に陥ります。

利息の目安を知っておく

「利息がいくらかかるか分からなくて怖い」という方もいるでしょう。年18.0%で借りた場合の利息の目安は次のとおりです。

年18.0%で借りた場合の利息の目安
借りる金額 7日 14日 30日
1万円 34円 69円 147円
3万円 103円 207円 443円
5万円 172円 345円 739円

短期間で返せば、利息はわずかです。無利息期間内に返せば、0円で済みます。

危険な方法には手を出さない

追い詰められているときほど、甘い言葉に引き寄せられやすくなります。SNSの「お金貸します」や、「審査なし」をうたう業者、クレジットカードの現金化などは、絶対に避けてください。

毎月お金が足りなくなる原因

給料日前の金欠が毎月続くなら、どこかに原因があります。よくある原因を見ていきましょう。

毎月お金が足りなくなる主な原因
原因 よくある例
収入に対して支出が多い 手取りに見合わない家賃、車の維持費
収支を把握していない 何にいくら使っているか分からない
小さな無駄遣いの積み重ね 毎日のコンビニ、カフェ、自動販売機
固定費が重い スマホ代、保険料、使っていないサブスクリプション
クレジットカードやリボ払いの使いすぎ 翌月の引き落としで給料が消える
収入そのものが少ない 手取りが生活費をまかなえない
給料日と支払日のずれ 給料日の前に引き落としが集中している

小さな無駄遣いは、積み重なると大きい

自分ではあまり使っていないつもりでも、意外なところでお金は出ていっています。毎日の出費は少額でも、1か月にすると驚くほどの金額になります。

例:毎日の小さな出費

コンビニのコーヒー150円+お菓子150円 = 1日300円
300円 × 30日 = 月9,000円 → 年間10万8,000円

「たった数百円」が、1年で10万円を超えることもあるのです。

リボ払いの使いすぎに注意

毎月の金欠の陰に、リボ払いが隠れていることもあります。クレジットカードのリボ払いは、毎月の支払額が一定で楽に感じますが、手数料がかかり、残高がなかなか減りません。リボ払いの残高があるなら、早めに返すことを考えましょう。

家計の例で原因を探してみる

具体的な数字で見ると、原因が分かりやすくなります。手取り月20万円の一人暮らしの方の家計を例に、どこに原因があるかを考えてみましょう。

例:手取り20万円・一人暮らしの家計
項目 金額 見直しのポイント
家賃 7万5,000円 手取りの3分の1を超えていて、やや高め
食費 4万5,000円 外食やコンビニが多いなら減らせる余地あり
水道光熱費 1万2,000円 料金プランの見直し
スマホ・ネット 1万2,000円 格安プランで半分近くにできることも
サブスクリプション 4,000円 使っていないものを解約
交際費・娯楽 2万5,000円 回数や予算を決める
日用品・その他 1万5,000円 まとめ買いで抑える
カードの返済 1万5,000円 リボ払いなら早めに返す
合計 19万9,000円 ほぼ手取りと同じで、余裕がない

この例では、毎月ほぼ手取りを使い切っているため、少しでも急な出費があると足りなくなります。スマホ代を6,000円、食費を1万円、サブスクリプションを3,000円減らせれば、毎月約1万9,000円の余裕が生まれます。

転職直後で、最初の給料が出るまで時間がある

収入が途切れたように感じて、不安になる時期です。転職したばかりだと、前の職場の最後の給料から、新しい職場の最初の給料までの間が空いてしまうことがあります。締め日と支払日の関係で、1か月半以上空くことも珍しくありません。転職が決まったら、給料が出るまでの期間を確認し、その間の生活費を準備しておきましょう。

給料日前の金欠でよくある失敗

失敗1:給料日前に借りて、翌月も足りなくなった

給料日前に3万円を借り、給料日に全額返した。ところが、返済で手元のお金が減ったため、翌月も給料日前に足りなくなり、また借りる……。これを繰り返すと、毎月借りるのが当たり前になってしまいます。借りて乗り切ったら、翌月は必ず家計を見直しましょう。

失敗2:リボ払いで支払いを先送りし続けた

足りない分をクレジットカードのリボ払いで支払っていたら、残高が少しずつ増え、毎月の支払いの多くが手数料に消えるようになった。リボ払いは便利ですが、使い続けると負担が大きくなります。

失敗3:給料日に気が大きくなって使いすぎた

給料が入ってほっとして、外食や買い物でつい使いすぎてしまった。その結果、また月末に足りなくなる。給料日こそ、先に支払いと貯金の分を分けておくことが大切です。

クレジットカードの使い方を見直す

クレジットカードは便利ですが、使い方によっては金欠の原因になります。

  • 毎月の利用額の上限を自分で決める
  • リボ払いや分割払いではなく、一括払いを基本にする
  • 使うカードを1〜2枚に絞り、利用額を把握しやすくする
  • 利用明細をアプリでこまめに確認する

例えば、カードの利用額の上限を「手取りの2割まで」と決めておくと、翌月の引き落としで給料が消えてしまうことを防げます。

金欠を繰り返さないための対策

1か月の収支を書き出す

すべての対策は、ここから始まります。まずは、1か月の収入と支出を書き出してみましょう。家計簿アプリを使えば、銀行口座やクレジットカードと連携して、自動で支出を記録できるものもあります。

家計簿をつけるコツ

「家計簿は何度も挫折した」という方も多いのではないでしょうか。家計簿は、続けることがいちばん大切です。細かく記録しすぎると続かないので、次のような工夫をしてみてください。

  • まずは「食費」「固定費」「その他」くらいの大まかな分け方でいい
  • 家計簿アプリで、銀行口座やカードと連携して自動で記録する
  • レシートは週に1回まとめて記録する
  • 1か月分たまったら、何に一番使っているかを確認する

1か月記録してみるだけで、「思ったより外食が多い」「サブスクに毎月5,000円払っていた」といった発見があるはずです。

お金の流れを「見える化」する

「毎月いつ足りなくなるのか」を知ることも大切です。給料日前に足りなくなる原因を探すには、1か月のお金の流れを時系列で書き出すのも効果的です。

例:1か月のお金の流れ(給料日25日の場合)
日付 お金の動き
25日 給料が入る(手取り20万円)
27日 家賃の引き落とし(7万5,000円)
月初 スマホ代・サブスクの引き落とし
10日 クレジットカードの引き落とし
15日〜24日 手元のお金が少なくなりやすい時期

このように書き出すと、「カードの引き落としのあと、給料日までの2週間が苦しい」といった傾向が見えてきます。傾向が分かれば、その時期の予算を先に分けておくなどの対策が立てられます。

固定費を見直す

固定費は、一度見直せば、その後ずっと節約の効果が続きます。

見直しやすい固定費と節約の目安
固定費 見直しの方法
スマホ代 使い方に合った格安プランに変える
保険料 保障内容が今の生活に合っているか見直す
サブスクリプション 使っていない動画・音楽・アプリを解約する
電気・ガス 料金プランや契約先を見直す
家賃 更新のタイミングで、住み替えも検討する

例えば、スマホを格安プランに変えて月4,000円、使っていない動画配信サービスを解約して月1,000円節約できれば、毎月5,000円の余裕が生まれます。

週単位でお金を管理する

「月の前半に使いすぎて、後半が苦しい」という方に、ぜひ試してほしい方法です。1か月分の生活費をまとめて管理すると、月の前半に使いすぎてしまいがちです。生活費を週ごとに分けて、「今週はこの金額で過ごす」と決めると、使いすぎを防げます。

給料日に先に貯金する

金欠を繰り返さないための、いちばんの近道かもしれません。「余ったら貯金する」では、なかなかお金はたまりません。給料が入ったら、先に少額でも別の口座に移しておく習慣をつけましょう。月5,000円でも、1年で6万円になります。急な出費があっても、借りずに乗り切れるようになります。

支払日を給料日のあとにそろえる

地味ですが、効果の大きい方法です。クレジットカードや公共料金の引き落とし日が給料日の前に集中しているなら、引き落とし日を変更できないか確認してみましょう。給料日の直後に支払いをそろえると、お金の流れが分かりやすくなります。

収入を増やすことも考える

節約には限界があります。節約しても足りない場合は、収入を増やす方法も考えてみましょう。副業、資格の取得、転職など、長い目で見て収入を上げることも、金欠から抜け出す大切な一歩です。

来月から試したい「お金が残る」仕組み

  1. 給料日に、支払いと貯金の分を先に分ける:家賃・カード・貯金用の口座に移す
  2. 残ったお金を週ごとに分ける:4週間分に分け、週の予算で過ごす
  3. 固定費を1つだけ見直す:まずはスマホのプランなど、効果の大きいものから
  4. 1か月後に振り返る:何にいくら使ったかを確認し、翌月の予算を調整する

全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。まずは1つだけ、今月から始めてみてください。例えば、給料日に5,000円だけ別の口座に移す。それだけでも、次の給料日前の不安は確実に小さくなります。

金欠のときにやってはいけないこと

  • SNSの「お金貸します」に連絡する:ヤミ金や詐欺の可能性が高い
  • クレジットカードの現金化を使う:カード会社の規約違反で、利用停止のおそれ
  • 「高額報酬」の闇バイトに応募する:犯罪の加害者になってしまう
  • 借金を返すために、さらに借りる:借金が雪だるま式に増える
  • 支払いを連絡せずに滞納する:信用情報に延滞の記録が残ることがある

焦っているときほど、こうした方法が魅力的に見えてしまいます。でも、どれも今以上に苦しい状況を招くものです。

立場別:金欠の乗り切り方

立場別の金欠の乗り切り方
立場 乗り切り方のポイント
会社員 給与前払いの制度を確認。カードローンは無利息期間内に返す
パート・アルバイト シフトを増やす、単発の仕事を入れる
学生 家族への相談、大学の緊急の貸付制度を確認
専業主婦 家計全体を見直す。専業主婦可の銀行カードローンは当日には借りられない
一人暮らし 固定費(家賃・スマホ・サブスク)の見直しが効果的

どうにもならないときは公的な支援を

生活福祉資金貸付制度

「公的な制度は自分には関係ない」と思っていませんか。収入が少なく生活が苦しい場合は、お住まいの市区町村の社会福祉協議会で、生活福祉資金貸付制度を相談できます。緊急かつ一時的に生活が苦しくなった低所得世帯向けの緊急小口資金は、上限10万円・無利子です。

自治体の相談窓口

困ったときに頼れる場所は、思っているより身近にあります。自治体には、生活に困っている人のための相談窓口があります。家計の立て直しの相談に乗ってもらえたり、使える制度を案内してもらえたりします。

借金の返済が苦しいなら専門家に

毎月の金欠の原因が借金の返済にあるなら、根本から見直す必要があります。借金の返済が原因で毎月お金が足りないなら、弁護士や司法書士に相談しましょう。返済額を減らす債務整理などの方法が見つかる場合があります。費用が心配な方は、条件を満たせば無料で法律相談を受けられる法テラス(日本司法支援センター)を利用できます。

お金がない不安との付き合い方

お金がない状態が続くと、気持ちまで追い詰められてしまうことがあります。

  • 不足額を数字で把握すると、漠然とした不安が「具体的な課題」に変わる
  • 一人で抱え込まず、家族や信頼できる人に話してみる
  • 「今月を乗り切る」と「来月から変える」を分けて考える

不安な気持ちを一人で抱えきれないときは、自治体の相談窓口に話してみるのも一つの方法です。お金の問題と一緒に、生活全体の相談に乗ってもらえることがあります。

ケース別:給料日までの乗り切り方

ケース1:給料日まで5日、不足額は3,000円

このくらいの金額なら、焦る必要はありません。借りなくても乗り切れる金額です。不用品を1〜2点売る、食費を少し切り詰めるなどで対応しましょう。

ケース2:給料日まで10日、不足額は3万円

借りずに乗り切るのは少し難しい金額です。支払いの期限を相談できないか確認し、それでも足りなければ、無利息期間のあるカードローンで3万円だけ借り、給料日に全額返しましょう。

ケース3:毎月必ず1万円足りなくなる

この場合は、その場しのぎでは解決しません。借りて乗り切るのではなく、家計の見直しが必要です。固定費を見直し、毎月1万円の余裕をつくることを目標にしましょう。

ケース4:転職して、最初の給料日まで1か月以上ある

転職直後は、収入の空白期間ができやすい時期です。新しい職場の給与前払いの制度を確認しましょう。前の職場の最後の給料や退職金の振込日も確かめておくと、計画を立てやすくなります。それでも足りない場合は、家族への相談や、無利息期間のあるカードローンを検討してください。ただし、勤続期間が短いと審査で不利になりやすい点は覚えておきましょう。

給料日までお金がないときのよくある質問

  1. 給料日前に家賃が払えないときはどうすればいいですか?
  2. 給料を前借りすることはできますか?
  3. 毎月カードローンで乗り切っているのは問題ですか?
  4. 食費を節約するコツはありますか?
  5. クレジットカードの引き落としに間に合わないときは?
  6. 貯金がまったくできません。どうすればいいですか?
  7. 給料日前だけ使う「つなぎ」の借入はありですか?

給料日前に家賃が払えないときはどうすればいいですか?

焦ってしまいますが、黙って滞納するのがいちばんよくありません。まずは、支払期限より前に大家さんや管理会社に連絡し、支払える日を伝えて相談しましょう。数日〜数週間待ってもらえることもあります。

給料を前借りすることはできますか?

会社に言い出しにくいかもしれませんが、確認してみる価値はあります。勤務先によっては、給与前払いの制度やサービスを利用できます。また、出産や病気、災害などの非常の場合には、すでに働いた分の賃金を給料日前に支払うよう求めることが労働基準法で認められています。

毎月カードローンで乗り切っているのは問題ですか?

正直にお伝えすると、注意が必要な状態です。毎月借りないと生活できない状態なら、家計そのものを見直す必要があります。借入が少しずつ増えていく前に、収支を書き出して原因を探しましょう。

食費を節約するコツはありますか?

食費は、工夫しだいで減らしやすい支出です。まとめ買いをして作り置きする、お昼はお弁当にする、コンビニに寄る回数を減らすなどが効果的です。1日の食費の予算を決めておくと、使いすぎを防げます。

クレジットカードの引き落としに間に合わないときは?

気づいた時点で、すぐに動くことが大切です。引き落とし日より前に、カード会社に連絡しましょう。再引き落としや振込での支払いなど、別の方法を案内してもらえることがあります。何も連絡せずに延滞すると、カードが使えなくなったり、信用情報に記録が残ったりするおそれがあります。

貯金がまったくできません。どうすればいいですか?

多くの人が抱えている悩みです。「余ったら貯金する」のではなく、給料が入ったら先に少額を別の口座に移す「先取り貯金」がおすすめです。最初は月3,000円からでも構いません。続けることがいちばん大切です。

給料日前だけ使う「つなぎ」の借入はありですか?

使い方しだいです。たまに、給料日の数日前だけ少額を借り、給料日に全額返すという使い方なら、無利息期間を活用すれば利息もほとんどかかりません。ただし、それが毎月の習慣になっているなら、家計の見直しが必要なサインです。

まとめ:今月を乗り切り、来月を変えよう

  • まずは不足額を正確に把握し、延ばせる支払いがないか確認する
  • 不用品の売却、単発バイト、給与前払いなど、借りない方法から考える
  • 借りるなら、無利息期間のあるカードローンで、給料日に全額返せる金額だけ
  • 毎月足りないなら、固定費の見直しと先取り貯金で家計を立て直す
  • どうにもならないときは、公的な支援や専門家に相談する

給料日前の金欠は、多くの人が経験するものです。決して、あなただけではありません。大切なのは、今月を乗り切ることと、来月以降に同じことを繰り返さないこと。この2つを意識して、一歩ずつお金の流れを整えていきましょう。今日できる最初の一歩は、給料日までの不足額を紙に書き出すことです。

参考法令・公的資料

※ 本記事の情報は2026年10月23日時点のものです。各社のサービスや制度の内容は変更される場合があるため、最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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